レタープレスを始める③
こんにちは、まぶこです。
刷りあがったレタープレスで制作したカードを持って、10年来のママ友とのランチへ。
ママ友は3人。
長子が幼稚園の時からの友人です。
「見てみて、これ、作ったの」
「えーーーいいじゃん!」
彼女たちならこう言ってくれるだろうな、と思っていた通りの反応が返ってきました。みんな洋服を縫ったり、編み物をしたり、アクサセリーを作ったりと様々な手作りをするメンバーなので、誰かが何かを作ったという話にはとても敏感に、かつ大げさに反応してくれます。
「なんか調子悪いって言ってたけど、籠ってこんなことしてたわけね」
「どうやって作ったの?」
これまでの経緯を、オムライスをつつきながら話しました。
仕事を辞めたこと
レタープレスの本を眺めながらデザインを決めたこと
YouTubeを見ながら制作をしたこと
思いのほか上手にできて、うれしくて他の版も作ってしまったこと
「版って作るとどのくらいかかるの?」
「色の数やデザインにもよるけど、だいたい5000円くらいからかな。だからもうお小遣いもないし作れないなぁ」
「だったら売りなよ。売って、御殿建てちゃえばいいじゃん」
「いいじゃん、まぶこちゃん。売れるよ、かわいいし。京都とかで売れそうじゃん?」
いつも優しい年上のママ友も、そう言ってくれました。
なんかその気になってきた。
売っちゃう⁉
売っちゃえばいいね。
よし、売ろう!
ママ友のそんなに深く考えていない、「売っちゃえ!」の言葉に、その気になり、私はレタープレスを売ることにしました。