事業を数値でイメージする
こんにちは、まぶこです。
ノリと勢いとでレタープレスで紙雑貨を作ることを、事業にしようと決めました。
じゃあどのサイズの事業にするのか?
ありがたいことに、今の時代はインターネットの普及で様々な事業の形を選ぶことができます。
手作り市などのイベントで販売する
mineやcremaなどのサイトで販売する
国内の一般の店舗に商品として並べて販売する
海外に輸出して販売する
などなど
私がイメージしたのは、国内の一般の店舗に商品として並べて販売するということでした。
それは
「ハンズとかロフトとかで、この商品が並んで誰かに買われてたら、ちょっと面白くない!?」
というママ友の言葉で、それをイメージしてピンときたからです。
戦略とか、そういうのまったくありません。ごめんなさい。
それ以外は
・一般の小売店舗なので取り扱ってもらい、販売するためには、希望小売価格・卸価格を想定すること。
・また経費などはなるべく抑えたいために、製造や事務作業などは、すべて自宅で行うこと。
・商品の企画・製造・営業・販売・受注管理は、自分一人で行うこと。
・自分の給料は月30万円をとれるようにすること。
こんな要件を加味しながら、事業をイメージしていく必要があるなと考えました。
途中で変更はあるともいますが、一度これを数値化してみたいと思います。
その時に使用するのは、MQ会計という方法です。
通常会計法というのは、特別な知識がなければ難しく、素人には理解しにくいものだと私自身は思っていました。
私自身「数値」というものが、本当に苦手!で簿記の勉強も挫折しています。
そんな私が会社の会計、つまりどれだけ儲けているのか?あるいは、どれだけ儲ける必要があるのかということを理解できたのは、MQ会計のおかげです。
MQ会計がどういうものかを知りたい方は、ぜひ検索してみてください。(実は紹介したいサイトはあったのですが、転用ができなかったので、ここには記さないでおきます)
MQ会計の入門書「利益が見える 戦略MQ会計」という本の「経営計画は30分でできる」というページを参考にしながら、まったく素人の私が暫定的な事業計画を作っていきます。
手順①利益Gを決める
会社にどれだけの利益を残したいのかをまず考えます。
とりあえずよくわかりませんが、利益Gは月10万円とします。
手順②固定費Fを決める
固定費はFは
F1(人件費)
F2(製造経費、販売費、一般管理費)
F3(金利、営業外費用)
F4(戦略費)
F5(減価償却費)と別れていますが
ぶっちゃけ経験もないし、あんまりイメージできていないので
F1の人件費に自分が欲しい給料30万円、F2の製造経費等にを10万円、F4の戦略費を10万円としました。(これからはこの数値を確からしいものにしていく必要があります
ね)
手順③目標粗利総額MQを決定する。
図を見ると、MQの合計は、利益Gと固定費Fとなっています。
なので先ほど決めたGとFの合計で60万円。
私の事業では、60万円の粗利を稼ぐ必要があるということがわかりました。
現在作っているポストカードでは、設定した数値でどのくらいの数を毎月生産、販売していく必要があるかというのを出してみます。これはMQ会計上は、販売数Qという数値で表します。
希望小売価格250円とすると(250円は同業者の方が販売している価格を参考にしました)
P:卸価格150円(希望小売価格の6割と想定する)
V:原材料費50円
M:粗利100円
MQ=M/Q
先ほど決めた目標粗利総額MQの数値は40万円、一枚当たりの粗利は100円
60万円÷10万円=6000枚
1か月あたり、6000枚の生産・販売をしていく必要がわかりました。
1日3枚、30営業日の店舗を想定すると、約70店舗の開拓をする必要があります。
それ以外も同じように、算出してみると、以下のような事業計画となりました。
これは暫定的に出しているものなので、実際に行動してみてここから大いに変更はあるかと思います。
まずは自分がイメージしているサイズの事業の数値を明らかにしていくことを、本日はやってみました。