テスト販売をおっかなびっくりで始める①雑司ヶ谷手創り市にエントリーする
こんにちは、まぶこです。
事業の数値目標を作ってみました。
具体的な数値目標を、より確からしいものにしていく必要がありますが、それと同時に行う必要があるのは
誰にその商品は一体誰が購入してくれるのか?
また
どういった理由で購入してくれるのか?
といったことを明らかにしていく必要があると考えました。
マーケティングだと、ターゲットを明確にするというのでしょうか?
私の事業計画では、店舗に卸して販売してもらうので、ターゲットの来る店舗に置いてもらわなければお客さんの手には渡りません。
今回は
30代女性
雑貨が好き
ストーリー性のある商品に惹かれて、気に入ると少し高くても購入する
おおざっぱですがこんな女性に購入してもらえるのではないかと考えてみました。
そして本当に
私が考えた通りの人が購入してくれるのか?
別の人が買ってくれるのか?
それとも誰にも見向きされないのか?
これを実際に売ってみて、確かめようと思いました。
それもこのテストに使えるお金は限られているので、小さな金額で試す必要があります。
そこで選んだのは、
手作り市、アートマーケットなどのイベントで販売するということです。
ネットで調べてみると大抵数千円の出展料で販売できるようです。
しかし近隣での開催は、大抵が開催の約半年前が出展申し込みのところがほとんどで、今日思い立ったような私が出られるところはありませんでした。
しかしいつか雑誌で見た東京の手作り市が毎月開催だったような・・・たしか鬼子母神というところでやっていたような・・・と思い出したキーワードで検索してみてみつけた
「雑司ヶ谷手作り市」のHP
参加要項を見てみると、ひと月ごとに開催で、募集もひと月ごととのこと。
しかも今月の締め切りは・・・
あさって。
ここに来て、なんとなく気楽に、勢いだけで来た私の気持ちに一気に急ブレーキがかかります。
私、ほんとに出すのか?
というか出してもいいのか?
思いつくままに制作し、ママ友の言葉にそそのかされて、事業の目標数値も作ってみたものの、ここまでは自分の中で完結すること。
言ってみれば、妄想の中だけでなんとかなることでした。
実際に出展し、販売するとなると、他人が関わってきます。
一気に妄想が、現実味を帯びてきて、腰が引けてきます。
そして頭の中で、2人の私が会話を始めます。
私の作ったものなんて、誰も見向きもしてくれないかもしれなかったらどうしよう
でもテストしてみなきゃ、わからないでしょ
いやいや、今は無理だって
じゃあいつならいくの?
いつも間にか手のひらは汗でびっしょり。
そして自分の中で巻き起こる、二人の私の会話に耐えきれなくなり、HPを閉じてしまいました。
しかし夕飯の買い物をしていても、食事の準備をしていても、お風呂に入っていても気になる雑司ヶ谷手作り市。
その日はそのまま寝て、翌朝。
何度もその日もHPを見ながら、日が暮れる。
そして締め切り当日の夕方。
やっぱり出す!
カレーのニンジンを切りながら、そう決めた私は、包丁を置き、HPから募集要項をダウンロードし、コンビニに行きプリントアウトして、その場で記入し、郵便局へ。
当日の消印を押してもらい、無事提出となりました。
10雑司ヶ谷手作り市、出店が決まる
雑司ヶ谷手作り市は、毎月参加のための審査があって、通らなければ出店できません。
雑司ヶ谷手作り市の申込書を郵送して数日、審査が通った店舗が発表になる日がきました。
トップページに、今月の参加店舗が決まりましたという文字を見つけ、急いでそこをクリックしました。
そこにはズラズラと出展者の名前があります。
しかし私の名前はない。
あ~だめだったか。
だよね、まだ商品としては危うい感が漂っていたもんね・・・
でも頑張って申込書出せたじゃん
自分を慰めながら、でもちょとほっとしながらその日を過ごしながら、翌日。
私のメールに
はじめまして、手作り市の・・・
というメールが来ていたので???と思いながら開いてみると
送り主は雑司ヶ谷手創り市の担当者の方。
「作家紹介の投稿準備を始めているので、〇〇についてご連絡ください」
とのこと。
お?どういうことだ?
私は落選したはずだけど・・・
そう思いながらも、再度雑司ヶ谷手作り市のHPを開いて、参加者のところを見ると・・・場所が2か所ある。
私が見ていたのは鬼子母神だけで、その下に大鳥神社の参加者が記載されており、そこに私の名前もありました。
合格してた!
うれしい気持ちと同時に
やばい
ほんとに売るんだ
不安と焦りの気持ちが、同時に沸き起こりました。
そして商らしい商品がないことに今更のように気が付き、あわてて活版機を出し、そこから1週間ほぼ不眠不休で、印刷を行うことになるのでした。